立体で見るRX-78

９月１８日（金）

え～、部屋の掃除なんか始めたら、朝方までかかってしまい、ゲームなんかちっともやってません。

先日シェルとガンダムの話などしたので、RX-78のことなんかを徒然と書いてみたり…ｗ

RX-78、通称「ガンダム」は8号機まで作られたという設定があります。

…が、TV放映当時はガンダムは１機きりのワンオフという認識があり、その後富野監督の小説版で3号機まで登場し、MSVなどの企画やアニメ、ゲーム等で展開するうちに8号機まで増殖していましたｗ


RX-78-1

ガンダム1号仕様機。MSV（モビルスーツヴァリエーション）で大河原さんが描いた、プロトタイプガンダムが大元になっています。試作機体は、違う色に塗るのが航空機等の慣例ですから、色が違うのは軍用機っぽくていいですな。軽量化を追及した機体という設定ですが、足のアーマーに肉抜き穴がある以外は、特に軽量化したようには見えません。アニメでの露出はないようですが、安彦さんの「ガンダム THE ORIGIN」では、ヴェルツ大尉が搭乗し、サイド7に侵入したザクⅡと交戦しコレを撃破しています。しかし、この際コロニーの外壁が破れ、宇宙に放り出されてしまいましたが…。公式にも「正パイロット死亡、機体破壊」とあるので、結局はテスト運用で終わった機体のようです。


RX-78-2

パイロットは、アムロレイ少尉（1年戦争終戦時）。
云わずと知れた「機動戦士ガンダム」の主人公機であるが、軍用機のくせに派手な塗装である。当初はガンダニウム合金なんて、得体の知れない素材で出来ていたが、リアリティを考慮したのか、いつの間にかルナチタニウム合金製という設定になっていた。コスト度外視で作られたため、120mmの弾を撥ね返し、1撃で戦艦を沈めるビームライフルを装備できるジェネレータを持つ化け物に仕上がった。この化け物をもってしても、アムロの反応速度に機体が追いつかなくなる…なんて現象が起きるのだから、アムロも化け物だなｗ
ちなみに正規のパイロット、ウィリー・ケンプ中尉はザクⅡのサイド7蹴撃の際、戦死している。

RX-78-3

ガンダム3号仕様機。2号機の予備パーツとして、解体されてホワイトベースに積載されてた機体。ジャブローでWBが補給を受けた際、降ろされてマグネットコーティングのテスト運用にまわされた。G3が灰色なのは、このコーティング材のせいらしいが、アニメではマグネットコーティングされた2号機が、トリコロールカラーのままなので、きっと改良が加えられたのであろう。
ちなみに小説版で、G3はWBに運ばれ、以降アムロが搭乗するようになっている。

RX-78-4
パイロットはルース・カッセル中尉。
当初はMSVのみの設定だったが、ゲームの「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに」でリデザインされて登場。宇宙戦用に特化された機体で、試行運用のまま実戦に投入された。そのため、主力武器であるメガ・ビームランチャーが不安定であり、ジェネレータが暴走し機体が大破した。この際、カッセル中尉が死亡したため、機体は終戦まで放置されることとなったらしい。

RX-78-5
パイロットはフォルド・ロムフェロー中尉。
「元々5号機はプロトタイプガンダム初期試作型として開発されジムのテストヘッドに使用された後、セカンドロットシリーズの現在知られる5号機仕様として改修された。」という設定になっている。4号機と5号機は、同じ開発チームで改修され、2機での運用を前提としている。主力武器がジャイアント・ガトリングガンという、一風変わったガンダムである。コレは4号機のメガ・ビームランチャーのチャージに時間がかかるため、4号機の護衛機的な役割を担う空間制圧用のためであるらしい。グラナダ近郊の戦闘を最後に生還し、終戦時「唯一稼動状態にあるガンダム」となった。

RX-78-6
パイロットはエイガー少尉。ガンダムのパイロットでは、フルネームが不明という稀有な人ｗ
通称マドロック。ガンキャノンのように、肩部に300mmキャノンを装備した、風変わりなガンダム。ゲーム「ジオニックフロント 機動戦士ガンダム0079」に登場。このゲームはジオン側主観のため、マドロックはラスボス的扱いで登場するという、格好だけでなく扱いも風変わりｗ ドムのようにホバリング走行が可能で、地上での機動性はガンダムの中でも飛びぬけているが、シュマイザー少佐の旧ザクに撃破され、初めてザクに破壊されたガンダムという汚名をあびたｗ

RX-78-7
パイロットはユーグ・クーロ？
今まで、MSVのみの設定でしたが、今年発売のゲーム「機動戦士ガンダム戦記」にて、リデザインされて登場。私はまだゲームをやってないので詳細は不明ですが、フルアーマー・ガンダム計画の一端として開発中、フレーム製作のみで終戦を迎えた機体らしいです。実戦投入はジオン残党狩りにおいて。

RX-78-NT1
パイロットは、クリスチーナ・マッケンジー中尉。
通称アレックス。1年戦争時、連邦軍が唯一開発したニュータイプ専用機。テスト終了後、ホワイトベースに搬送され、アムロレイに引き渡されるよていであったが、サイクロプス隊の生き残りバーニィ伍長のザク改との戦闘で中破、戦闘不能となった。この時の修繕が間に合わず、アムロが乗ることなく終戦となった。ザクに破壊された2機目のガンダムとなったが、マッケンジー中尉の腕が悪いわけではなく、NT専用だったため扱いづらい機体だったらしい。


設定を後付け、後付けしてるため整合しないところもあったりしますなｗ
ガンダム4号機がアレックスだとかさｗｗ