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PCに向ひて心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば怪しうこそ物狂ほしけれ。
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2012年11月21日(水)

昨日、読書が捗るなどと書きましたが、実際のところ此の3日間で一冊しか読めませんでした。
いや、当直に就く前に途中まで読んでたことを考えれば、一冊すら読み切ってないとも云えます。

しかしながら、仕方が無いと言い訳をしましょう。


500ページ超の『悲鳴伝』だったのですから。

新書の500ページと云えば、原稿用紙で1000枚を超える分量。
書くのは当然ながら、読む方だって、かなりなものだったりするのです。

しかも此のお噺、誰一人として救われません。

まァ、最後の最期でヒロインが救われたと見ることも出来そうですが、
殺されてしまったら、元も子もないような気も…。


主人公の名前は「空々空」。
ルビが無かったら、何て読むのかちょっと判らない名前。

ちなみに「そらぞらそら」ではなく、「そらからくう」…そらからくんなのです。

著者の後書きから粗筋を引用すると、
「本書はとある少年の冒険譚であり、また彼が彼なりの正義を全うする英雄譚です。
空々空という十三歳の少年が悪と戦う物語。
とりあえず正しいとされていることに殉じて、とりあえず悪とされているものと戦う、
そしてとりあえず守るべき人類を守ろうとする彼の、始まりと終わりのお話」
らしい。

こうやって書かれると、苦悩するヒーローの噺のように見えますが、
その印象は、全く的外れであると断言しましょう。


先ず、空々くんがヒーローになる経緯からして異質である。

両親と2人の幼い弟は斬殺され、通っていた中学校は学校関係者ごと焼き尽くされ、
親戚、友人知人漏らさず殺害されたうえで、その殺戮を実行した組織から、
「私達と共に、人類のために戦っていただきたい」とお願いされる訳だ。

大事な人や守りたい人がいては、正義を貫ききれない。
正義の他に大切なものがある人は、ヒーローになれないから…というのが、組織の言い分。

普通なら「ふざけるな!誰がお前らの言うことなんか…」となる筈だが、
空々くんは唯々諾々と承知するのだ。

多少、すったもんだもありはするが、結果的にヒーローとなることを是とする。

しかも、これだけのことをした組織、地球撲滅軍に対して怒るということもなければ、
家族を斬殺した少女、剣藤と同棲することについて、微塵の気まずさも感じない主人公。

だが、それこそが英雄としての資質だった…というお噺……?


「ヒーロー誕生!地球の悲鳴が聞こえるか」
「戦え!ぼくらの英雄グロテスク」
「届け必殺!グロテスキック」
「頼れる仲間だ!狼の血を引く少女」
「炎の戦士!熱き血潮の燃える魂!」
「幼稚園が危ない!二人の女剣士」
「さらば友よ!空を翔けるヒーロー」
…と、いかにもヒーロー物らしいサブタイトルが続くけど、
空々少年=英雄グロテスクが、怪人と戦うのは実のところ一回きり。

じゃあ、あとは何と戦ってるかというと…まァ、それは読んでみてのお楽しみということでw


ともかく読み終わったとき、面白かったとか感動したとか、そういう気分にならない物語だ。

ちょっと泣いたが…空々くんにではなく、剣藤に感情移入して、少し涙を流したが…、
読み終わったらモヤモヤする…そんなお噺。
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