PCに向ひて心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば怪しうこそ物狂ほしけれ。
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歌手:柿チョコ・ヲタみん・ゆいこんぬ
カイ式リッちゃんで。キレ音源
♪有頂天ビバーチェ(2013)
歌手:GUMI
まめg…じゃなくてランカよ!
♪WAVE(2012)
歌手:波音リツ・重音テト
10/12、リッちゃん誕生日おめでとう!
♪虚数ラバーズ(2010)
歌手:重音テト
10/10は、テトの日。2014。
♪いーあるふぁんくらぶ(2012)
歌手:そらる・ろん
パオリンもおじさんも可愛い♡
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2012年11月21日(水)
昨日、読書が捗るなどと書きましたが、実際のところ此の3日間で一冊しか読めませんでした。
いや、当直に就く前に途中まで読んでたことを考えれば、一冊すら読み切ってないとも云えます。
しかしながら、仕方が無いと言い訳をしましょう。
500ページ超の『悲鳴伝』だったのですから。
新書の500ページと云えば、原稿用紙で1000枚を超える分量。
書くのは当然ながら、読む方だって、かなりなものだったりするのです。
しかも此のお噺、誰一人として救われません。
まァ、最後の最期でヒロインが救われたと見ることも出来そうですが、
殺されてしまったら、元も子もないような気も…。
主人公の名前は「空々空」。
ルビが無かったら、何て読むのかちょっと判らない名前。
ちなみに「そらぞらそら」ではなく、「そらからくう」…そらからくんなのです。
著者の後書きから粗筋を引用すると、
「本書はとある少年の冒険譚であり、また彼が彼なりの正義を全うする英雄譚です。
空々空という十三歳の少年が悪と戦う物語。
とりあえず正しいとされていることに殉じて、とりあえず悪とされているものと戦う、
そしてとりあえず守るべき人類を守ろうとする彼の、始まりと終わりのお話」
らしい。
こうやって書かれると、苦悩するヒーローの噺のように見えますが、
その印象は、全く的外れであると断言しましょう。
先ず、空々くんがヒーローになる経緯からして異質である。
両親と2人の幼い弟は斬殺され、通っていた中学校は学校関係者ごと焼き尽くされ、
親戚、友人知人漏らさず殺害されたうえで、その殺戮を実行した組織から、
「私達と共に、人類のために戦っていただきたい」とお願いされる訳だ。
大事な人や守りたい人がいては、正義を貫ききれない。
正義の他に大切なものがある人は、ヒーローになれないから…というのが、組織の言い分。
普通なら「ふざけるな!誰がお前らの言うことなんか…」となる筈だが、
空々くんは唯々諾々と承知するのだ。
多少、すったもんだもありはするが、結果的にヒーローとなることを是とする。
しかも、これだけのことをした組織、地球撲滅軍に対して怒るということもなければ、
家族を斬殺した少女、剣藤と同棲することについて、微塵の気まずさも感じない主人公。
だが、それこそが英雄としての資質だった…というお噺……?
「ヒーロー誕生!地球の悲鳴が聞こえるか」
「戦え!ぼくらの英雄グロテスク」
「届け必殺!グロテスキック」
「頼れる仲間だ!狼の血を引く少女」
「炎の戦士!熱き血潮の燃える魂!」
「幼稚園が危ない!二人の女剣士」
「さらば友よ!空を翔けるヒーロー」
…と、いかにもヒーロー物らしいサブタイトルが続くけど、
空々少年=英雄グロテスクが、怪人と戦うのは実のところ一回きり。
じゃあ、あとは何と戦ってるかというと…まァ、それは読んでみてのお楽しみということでw
ともかく読み終わったとき、面白かったとか感動したとか、そういう気分にならない物語だ。
ちょっと泣いたが…空々くんにではなく、剣藤に感情移入して、少し涙を流したが…、
読み終わったらモヤモヤする…そんなお噺。
昨日、読書が捗るなどと書きましたが、実際のところ此の3日間で一冊しか読めませんでした。
いや、当直に就く前に途中まで読んでたことを考えれば、一冊すら読み切ってないとも云えます。
しかしながら、仕方が無いと言い訳をしましょう。
500ページ超の『悲鳴伝』だったのですから。
新書の500ページと云えば、原稿用紙で1000枚を超える分量。
書くのは当然ながら、読む方だって、かなりなものだったりするのです。
しかも此のお噺、誰一人として救われません。
まァ、最後の最期でヒロインが救われたと見ることも出来そうですが、
殺されてしまったら、元も子もないような気も…。
主人公の名前は「空々空」。
ルビが無かったら、何て読むのかちょっと判らない名前。
ちなみに「そらぞらそら」ではなく、「そらからくう」…そらからくんなのです。
著者の後書きから粗筋を引用すると、
「本書はとある少年の冒険譚であり、また彼が彼なりの正義を全うする英雄譚です。
空々空という十三歳の少年が悪と戦う物語。
とりあえず正しいとされていることに殉じて、とりあえず悪とされているものと戦う、
そしてとりあえず守るべき人類を守ろうとする彼の、始まりと終わりのお話」
らしい。
こうやって書かれると、苦悩するヒーローの噺のように見えますが、
その印象は、全く的外れであると断言しましょう。
先ず、空々くんがヒーローになる経緯からして異質である。
両親と2人の幼い弟は斬殺され、通っていた中学校は学校関係者ごと焼き尽くされ、
親戚、友人知人漏らさず殺害されたうえで、その殺戮を実行した組織から、
「私達と共に、人類のために戦っていただきたい」とお願いされる訳だ。
大事な人や守りたい人がいては、正義を貫ききれない。
正義の他に大切なものがある人は、ヒーローになれないから…というのが、組織の言い分。
普通なら「ふざけるな!誰がお前らの言うことなんか…」となる筈だが、
空々くんは唯々諾々と承知するのだ。
多少、すったもんだもありはするが、結果的にヒーローとなることを是とする。
しかも、これだけのことをした組織、地球撲滅軍に対して怒るということもなければ、
家族を斬殺した少女、剣藤と同棲することについて、微塵の気まずさも感じない主人公。
だが、それこそが英雄としての資質だった…というお噺……?
「ヒーロー誕生!地球の悲鳴が聞こえるか」
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…と、いかにもヒーロー物らしいサブタイトルが続くけど、
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