翼を手に入れた

７月３１日（土）

自動二輪に興味を抱いたのは中学生の頃だったか…。


RZ350がナナハンキラーと呼ばれてたあの頃、カウル付きは国内で販売禁止だったり、
カウル解禁後、スズキからRG250Γが発売されて、
フルカウルのレーサーレプリカと呼ばれたバイクたちの全盛期が訪れ、
NSRとTZRで、ホンダとヤマハがしのぎを削り…。

二輪における限定解除っていうのは、免許を与えるものではなくて、落とすための試験だったりｗ

あれから随分経ったけど、芸大って課題が多くてあんまり時間が取れなかったり、
就職したら最初に勤務した岡山の職場では、二輪なんて危ないものとんでもない！見たいな風潮で、
二輪免許取りに行きたいなんて言い出せなかったり…、
まァ、色々あって二輪の免許を取りに行く機会がありませんでした。

それが突然、二輪免許取り…しかも大型ｗ

実は、ちゃんと理由があったりするのです。

どうしても乗ってみたくなった、このバイクはスズキのGSX1300R。
通称、「隼」です。

2008年にフルモデルチェンジして新型が出ると、2007以前の旧型の価格がちょっと落ちてきました。

平均70～80万…これなら手が届きそう…そう思ったのが始まり。


なんにせよ、先ず免許を取らなきゃ…ということで、近隣の教習所を調べて、資料を請求し、
迅速に対応してくれたユタカ自動車学校への入校を決め、教習を開始。

免許を取り始めると、バイクの購入も現実味を帯びてきて、GooBikeなんか買ってきたりしてｗ

一応、他のバイクも比較検討してたけど、基本的に隼しか見てなかったｗｗ

そんな中で目を引いたのが、名古屋のとあるバイクショップの頁に載ってた3台の隼。
特に真ん中に掲載されていた銀色のヤツが、妙に気になったのです。

調べてみるとこのシルバーのヤツ、
2000年式の限定色らしく、中古市場にはなかなか出ないだろうと予測させられる代物です。
（実際、銀ブサの中古は、全国でも2台くらいしかなかった。）

居ても立ってもいられなくなり、姫路出張の直前だった6月3日の木曜日、
午後から休みを取って、名古屋へ向かいました。

バイク屋には紙面どおり3台の隼が並んでいました。

ココで、シルバーのヤツが気になった理由が判明…フレーム、黒いね。
この黒いフレームのおかげで、全体的にキュッとしまって見える…のかな？ｗ

まァ、なんにせよカラーバランスは好い感じなのです。

「エンジンかけてみますか？」と店長さんが言うので、お願いした。
こいつには、ヨシムラのフルエキ・トライオーバル2が入ってて、腹の底にくる音がいい。

他に何台もバイクはあったけど、もう、コレで心が決まってしまいました。

隼乗りの店長曰く。
「初めての大型に、隼はありだと思います。」

まだ免許ないけど…とか、初めての大型が隼でホントに大丈夫か？…とか、
ネガティブな要素がないわけではないけど、この日に契約して手付金を払ってしまいましたｗ


2ヶ月頑張って免許を取り、本日、また名古屋まで。

隼を迎えに行ってきました。



バイク屋で受領して、名古屋からR153～R301を通って、帰ってまいりました。

実際に乗ってみると流石に1300cc、すっごいパワフルです。
一般道だと4,000rpm以上回りませんよ、普通の使い方してたらｗ

しかし、熱いなこいつ。

エンジンから吹き出してくる風が、すごい熱です。
脛のあたりとか、やたらめったら熱いですよ！

水温計は半分くらいを指してるけど、これ以上上がったら、どんな熱さなんだろう？( ;＝A＝)

隼のオーバーヒートは、よく聞く話し。
コレ、渋滞とかにはまったら、ホントに死ねそうですなｗ



2000年式なので、340まで目盛りがあるスピードメーター。
実際のところ、半分も使わないよねｗ

トップブリッジは銀色。
限定カラーはこうなのか、それとも前オーナーが交換したのかは不明だけど、
日光を反射して、結構眩しい( ;×o×)


R301の峠道も、TZR50で走ったときはヘアピンとか結構怖かったのに、隼だと随分安心して曲がれました。
タイヤ太いし、安定感があるせいだろうね。

頑張って乗りこなせるようになりたいですな。