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PCに向ひて心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば怪しうこそ物狂ほしけれ。
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2012年10月1日(月)

千早
「難波江のあしのかりねの一夜ゆへ身をつくしてやこひ渡るへき」

88首、皇嘉門院別当ですね。
私の得意札「難波潟」の友札なので、結構気を付けてた札。

以前、「十何年も競技歌留多をやってない」とか書きましたが、数えてみたら25年間歌留多やってないw

それでも、割りと覚えてるもんですね。


いや~、かなり出来が良かったですよ、アニメ『ちはやふる』。

競技シーンでは、本物の読手さんが歌留多を詠んでるので、雰囲気は絶品です。
特に、キョコタンこと山城京子を、専任読手芹野恵子さんが声を充ててらしたのには、ちょっとビックリ。

毎話、毎話がクライマックスのようで、最後まで全く弛みがありませんでした。

脇役
『ちはやふる』の面白さは、脇役の「濃さ」にも現れています。

アニメともなると、尺の都合からキャラの立たない登場人物も出るのではないかと思ってたのですが、
それぞれが、そのままの「濃さ」だったのには、「流石、浅香さん」と云うよりほかに無いでしょう。

肉まん君の入部エピソードがあったりして、原作以上に掘り下げてた部分もあったり…。

無駄美人
綾瀬千早は美人だが、動いたり喋ったりすると残念になる…という設定通り、実に表情が豊かだった主人公w

感情が、そのまま顔に出るというのは、アニメ向けの演出がし易いキャラだと云えるでしょう。
そういう意味でも、アニメ化に向いてる作品だということですな。

女帝
最終回、ラストシーンでは2年生になった千早が、第1話の冒頭シーンと同様の行動をしています。

違うのは、当初、競技かるた部を「遊び」の部活だと思ってた女帝こと宮内先生が、
千早たちの活動を応援してくれる立場になっていて、千早の行動を建前的には注意しつつも、
掲示板の空いてる所を指差して、「そこんとこ、もう一枚貼っときなさい」と言うところw

注意され…
注意される千早のほうも、第1話ではしおらしそうにしてますが、最終回ではふてぶてしそうだことw

先生が味方だと、解ってるからですねww


さて、来年正月からの第2期の放送が決定したようです。
2クールということで、今から期待「大」です!
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