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PCに向ひて心に移り行くよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば怪しうこそ物狂ほしけれ。
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4月25日(日)

両親ともに読書好きな我が実家には、書架に結構な本が並んでいる。

お袋の棚には、基本的な夏目とか太宰とか、およそ本好きと云われる人たちが一通り読むだろうという本が揃ってるし、親父の棚には、松本清張をはじめ柴田錬三郎とか、池波正太郎あたりのちょっとコアなところが並んでいる。

上の妹も、国語科の教師になるだけあって、結構な蔵書を持ってるし…何が云いたいかというと、読む本には困らない環境だったんですよ……ってことなのです。

それでも、中学時代は図書室に入り浸り、卒業する頃には実家の本も合わせて700冊くらい読みました。

ひょっとして死ぬまでに1万冊くらい読めるんじゃないか!?…とも思ったのですが、社会人になると流石にそんなには読めず、今多分2,500冊くらい?

生涯で5,000冊、読めたらいいなぁ…くらいに思ってます。


さて、そんな中で私のお気に入りは、旺文社刊H.G.ウェルズの『タイムマシン』。

表題の『タイムマシン』も当然良かったのですが、併録されている『円錐蓋』が一番のお気に入り。
かなり昔の本だし、絶版になってるかも…と思ってましたが、まだ販売されてるようです。


次のお気に入りが、早川書房刊森岡浩之の『星界』シリーズ。

現在、『紋章』が3巻、『戦旗』が4巻まで刊行されてますが、ひょっとしたら完結せずに作者死ぬかも知れません( ;=Д=) そのくらい難産なこのシリーズ…何とか完結させて欲しいなぁw


そして、徳間書店刊氷室冴子の『海がきこえる』。

高知の高校時代を背景とした1巻と、大学進学後の東京を舞台にした2巻の2部構成。
大好きで、もう何十回と読み返しましたよ。

残念ながら氷室冴子さんは一昨年、51歳という若さで亡くなられました。



さてさて、いよいよ本題w

獣の奏者
先ごろ、お気に入りの本に、講談社刊上橋菜穂子の『獣の奏者』が追加されました。

中世アジアっぽい架空世界を舞台にしたファンタジー小説です。
去年、NHKでアニメ化されたので、知ってる人もいるでしょうが、一度原作に触れていただきたい!

あまりの面白さに、親父の誕生日に託けて文庫版を実家に送ったところ、お袋は一気に読破してしまい、今は上の妹が読んでるとか…嬉しいかぎりですw

尚、3、4巻も刊行されております。
ちなみに、私は3巻を読んでるところ…。

ただ、文庫版がまだなので、両方買うと3,000円…ちょっと高いね( ;=Д=)

コミカライズ
字を見てると眠くなる…という人には、こちらもお勧め。

アニメよりは遥かに、原作の雰囲気を受け継いでいます。
2冊で、小説1巻の中ほどですから、第1部だけでも7~8巻になる計算ですがw

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無題
おっしゃる通り、獣の奏者は漫画版のが原作に忠実ですね。
続編は結構暗い話みたいですが。
Ogre 2010/04/29(Thu)21:28:43 編集
コメントだんだんなのです!
Ⅲ巻の途中ですが、エリンのお母さんの残した謎が解けそうなのです。
やっぱり、最後まで読まないと完結はしなさそうですねw
2010/05/01 18:49
(・ω・)
タイトル見ててっきり「獣使い」始めたのかと思いましたよ(・ω・)

記事を読んでみたら、どっかで見たような…
正月、そんなアニメやってたような…
興味なかったのであまり覚えてませんが。

ロンゴ・ナンゴのように巨大な獣と戯れたり。
ルンゴ・ナンゴのように獣が生涯の友だったり。
そんな感じの女の子が主人公…でしたっけ(・ω・)

言い忘れてましたが、獣使いしませんか?
道は険しくとも楽しいですよ(・ω・)
しぇる 2010/04/30(Fri)00:05:56 編集
コメントだんだんなのです!
Ⅲ巻では、結婚して子供もいますよw
なかなか幸せにはなれそうもない主人公ですが…。

最近、まともにインしてないので、獣どころかシーフさえ上がってません。
2010/05/01 18:51
(つД`)
氷室さん、亡くなられてたんですかぁ(つД`)
私も海がきこえるは大好きです(*´д`*)
ジブリ映画の方を主に観てますが(*´¬`)
ふぃちぇ 2010/05/01(Sat)10:52:16 編集
コメントだんだんなのです!
「なんて素敵に…」とか、好きな作品をいっぱい書いてくれた人です。
非常に残念…。
2010/05/01 18:53
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